野根板は、天然木(植林ではないもの)の黒部(ネズコ)・杉の樹齢250年以上の原木を刃物を使わず、人の手だけで木の繊維に沿って割って(剥いで)いったもので、割った自然の凸凹の肌と光沢が素朴でわびた独特の雰囲気を醸しだし、茶室、数寄屋建築の天井材としては必要不可欠な材料です。
弊社の化粧杉皮は奈良県吉野産の樹齢70年~120年くらいの杉の原木から製造しています。鬼皮を鑑賞する錆皮と鬼皮を削った削皮があり、塀板、腰板、化粧裏板、屋根の杉皮葺きなどに使用されます。
975×150×2、192枚入り1束
バラ売り可能
1000×150×3、24枚入り1束
バラ売りはできません
1900×300~450、3坪入り1束
1900×300~450、3坪入り1束
バラ売りはできません(96枚単位)
※杉削長皮はその他、程度によって極稀、上稀がございます。
野根板割りは高度な職人技が要求されます。
茶室の掛込天井に黒部板目野根板を使用
四阿の化粧裏板に黒部板目野根板を使用
トイレの開き戸に黒部板目野根板を使用
水屋の物入れの戸板に黒部板目野根板を使用
杉錆長皮を張った塀
腰掛けの化粧裏板に張られた杉削長皮